【小説】ペンタブの調子が悪いので。 かけひろりん。

3匹のネコさんたちの毎日をイラストと写真で紹介しています。

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【小説】ペンタブの調子が悪いので。

ペンタブの調子が悪くって、絵が描けないので、
今日からしばらくは文章のみの更新になります。


登場人物
 まよいちゃん:もちちゃんの旦那様

登場ネコ物
 かけら:長男、白黒猫
 ひろ:甘えっ子の末っ子
 りん:頼れる姉貴


 3月某日。

 けたたましい鳴き声が聞こえて僕は目を薄く開ける.窓が明るい.
 重たい瞼を無理やりこじ開けて時計を見ると,5時59分だった.
 鳴いているのはひろくんだ.相変わらず時計が読めるかのような正確さでこの時間に鳴く.すごいなぁ.
 もう一分経てば目覚まし時計が鳴るというのに,負けるわけにはいかないとでもいうのか,5分から10分前もしくは1時間以上前に鳴き始める.
 …ダメじゃん.
 泣きやます方法はお腹をモフモフするかご飯をあげるしかなくて,つまりもちちゃんが起きないといけない.
 一向に泣きやまないひろくんにベッドの壁側のほうを見ると,
 いない.
 そうだ,もちちゃんは出張だったか.
 もともと家から近いというだけで決めた職場で,始業ギリギリまで家にいられて就業と同時に家に帰れる理想的な職場だともちちゃんは言っていたけれど,何か月かに一度程度の頻度で出張が入る.
 「そうだった,もちちゃん出張だった」
 手足を伸ばしながら寝床を出る.
 顔を洗って水を飲んで少し外を見た.
 今日も寒いなぁ.
 ひろくんがゴロゴロ言いながらすり寄ってくる.
 ひろくんはもちちゃんに拾われてすぐのころは僕のことを怖がっていたけれど,今はすっかり平気で,朝から体当たりしてくる.
 僕は少しよろけて,やめてよとひろくんを軽くこずく.
 まずは朝ごはんだ.
 もちちゃんと同じとは言えないけど,なんとか三皿に均等にウェットフードを入れていく.
 「あーかけらさんのを取っちゃだめだよ」
 ひろくんはすぐに人のものを取ろうとするから注意が必要だ.僕は皿に注意を向ける.
 朝ごはんが終わると,次はトイレ掃除,それからお水を新しくして,洗濯機を回さないといけない.
 もちちゃんはそれらに加えてお弁当も作っている.しかも猫たちの妨害行為を受けながらだ.
 「もちちゃんはこれを毎日やってるのか!」
 バタバタと走りまわっているのをりんちゃんが面白そうにキャットタワーの上から眺めている.目の端で見てみると笑っているみたいだった.
 今日は邪魔をしないらしい.りんちゃんも分別の付く大人になった.
 「わぁわぁ遅刻しちゃうよ」
 慌ただしく言って鏡を見ると,寝癖ボサボサでパジャマのままの人が写っている.
 これは間に合わないだろうなあ.
 「これは間に合わないぞ!」
 僕はベッドに乗ってまよいちゃんの充電器に繋ぎっぱなしのケータイを落とした.
 「わぁ!かけらさん何するの!あぁケータイ!忘れるところだった!!」
 今日はもちちゃんが出張から帰ってくるのだから,ケータイがないと連絡ができないでしょうに.
 僕はベッドの上のフカフカの布団の上で丸くなった.
 「かけらさん!行ってくるね!今日はもちちゃん帰ってくるからね!楽しみだね」
 そんなのもちちゃんから聞いてるから知ってるにゃ.
 僕はベッドの上で重くなってきた瞼を閉じる.
 次,目が覚めるときはもちちゃんが帰ってくる時だといいにゃ.
 「いってきます!」
 まよいちゃんの出発の声とドアの閉まる音を聞くと,僕も夢の中へと出発した. 


~終わり~


------追記--------

エイプリルフールの記事、楽しんでいただけましたでしょうか。
ペンタブは古くなってきましたが、元気に動いているので、
またイラストのほうも描いていこうと思っています。
よろしくね。

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[ 2017/04/01 09:07 ] かけひろりん | TB(0) | CM(0)
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